大学入試の場合、文系か理系か選択する事で試験科目をある程度絞る事が出来ます。文系ともなれば科目数を少なくする事が出来ますので、倍率は高まるものの、受験勉強そのものは範囲を絞りやすくなります。ですが医学部受験は違います。むしろここが医学部受験に於いてとても大変な部分でもあるのですが、医学部は受験科目を削る事は出来ません。文系や理系と言った区分けもありません。医学部はすべてが出来ていなければならないのです。

苦手科目などあろうものなら、たちまちそこで足を引っ張ってしまい、合格する事など夢のまた夢となってしまうのです。他の大学であれば、例えば文系を受験するのであれば数学や理科関連の知識などなくとも合格出来るケースとて珍しくありません。ですが医学部の場合、苦手科目があれば合計点が低くなるだけにしかなりません。そのため、万遍なく勉強しておかなければならないのです。

しかもすべてに於いて優秀な成績を収めなければならないのです。一つの科目だけでも優秀な成績を収めるのは難しいものですが、すべての科目でそのような成績を収めなければならないのですから、医学部受験が決して楽なものではない事が良く分かるのではないでしょうか。